iPodを持ち歩きながら、真っ暗になった構内をへろへろ歩く。昔はしょっちゅうやってたことなんだけど、最近、とみに寂しがりやになってしまったので、そう言った完全な孤独の中で感覚を断絶して考え事、とか、あまりやっていない。SUBWAY屋上のスペースで、誰かが捨てて行ったウィダーインゼリーの箱を眺めていると、マルボロの出す煙がライトに照らされて女の子の姿態を取ったことに気づく。でもそれはすぐに、やや強くなった風に吹かれて消える。
頬があったあたりの空間を撫ぜて、イヤホンから流れるPete Rockのボリュームを下げる。いくつか小劇の場面が思い浮かべられる。タイトルは、取り返しのつかない絶望。実際にはこの世界において、特に僕の周囲において取り返しのつかない絶望と言うものは、現実的に存在しない。当然のことだ。それは当然のことだ。Linkin ParkとDJ KRUSHを飛ばしてNujabesにフォーカスする。ああ、最近、エロい夢ばかり見る。