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狂人日記4

ナショナルFF式石油温風機が別荘にあって、親友のパンダマンスメアがそれをフォレスターに積んでくれたのでそのまま江ノ島まで爆走した。窓を開けて走ったら寒くて目と耳と口と鼻が取れそうなくらい痛かった。「目と耳と口と鼻なんて取れてもいいぜ」って叫びながらズギューン(疾走)。「本当に取れたら一番困るのはなんだい?」とパンダマンスメアが聞いてきた。「耳かなあ」大好きな人の声や大好きな音楽が聴けなくなるのは大変なことだ。「馬鹿だなあ、鼻に決まってんじゃん。女の馨しい鼻腔をくすぐるあの匂いをくんくん嗅げる鼻に決まってんだよ。」そういわれても僕はへえとしか思わない。するとハンドルの下の方で、「僕は取れてしまったら嫌だよ」と小さな声がした。「大丈夫だよ。君は大切に守ってあげるから」と僕が言った瞬間、パンダマンスメアの目がキラリと光ってその声の主を食べてしまった。「あの家に着けろ!あの家には暖房のないおばあちゃんが一人で住んでるんだ。」とパンダマンスメアが命令するので僕は泣きながらハンドルを切った。

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